よくきていただけました、冗談好き、太っ腹、余裕な方だけ見ていってください。

TRIO W-46
ペントードの音でも聞いてみたら、壊しても良いよ!
はぁ〜! 凄腕様から勝手に改造しちゃいな。。。本当に良いんですか! そんなわけで往年の名機で遊べることになりました
TRIOはアマチュア無線時代から大好きで何台も使っていました、そんな雰囲気を持ったフロントの分厚いアルミパネルに親しみを感じます

とても不思議な音です、きが付くと何時間も聞いています昔のことを思い浮かべながら時間を忘れます
40年近く前でしょうか?とても綺麗です。
中を開けたい衝動が止められないので開けちゃいます。

日立の7189Aが4本PPです、とても元気です真空管はタフです、凄い熱を放射しています。
ゲッタが気持ち薄いですけど音には現れていませんまだまだ現役です。
これからロシアの軍用怪しい互換球に交換です。

ナショナルだったかな12AX7とても大人しく動作していますそんなに熱くないです。
こちらも同じく超怪しいロシアの互換凄い球6N2P-EBに交換予定ですけどちょっと調べたら
9番ピンまわりとヒーターが怪しいので後回しです。

必ず行う儀式です、どんなに熱くても通電動作中に必ず願いを込めて触ります、”頼むぞ良い音出して長生きしてくれよ”

長いことお疲れ様! ちょっと休んでくださいな。

儀式!手が離れているように見えますか?左手の親指の指紋が無くなりました。
ロシアの6P14Pに交換してみました、ガラスの厚みが違い重さもロシア球の方が少し重いようです。
放熱量はものすごいです。

ピカピカの未使用品30年の眠りから覚めました、熟成してくると更に良い音になるでしょう!

メイン機と交互に聞いてあげたい1台です。

パネルも外してみました。

うううん〜怪しい・・

これも駄目だろうなぁ〜

フォノ部キット仕様とチョッと違うとか聞いた事有るけど・・
ガリってるバランスにチョッとスプレーしてしばらく聞いちゃいます。
今後色々な改造を行う予定です。




予定は未定だった・・
W46は師から遊んで壊しても良いよ・・と借りていた物
最終的には前回50CA10 PPアンプで大変お世話になったLG e life
の高瀬氏にタップリ注文付けてメンテしてもらう事になりました。
フォノが壊れてるよ! 彼方此方の部品も駄目!
カップリング系のコンデンサーは選りすぐりのドイツとアメリカ製、球は。。アメリカ球と
ファイナル管6BQ5互換球を4本に球露屋のロシア球を使う事に色々選定してもらい決定されました。
電解コン抵抗などはお任せして交換してもらいました。
RIAA回路を完全に作り替えちゃったようで特性表が添付されていました。
可変抵抗をはじめ交換した部品が沢山! 球露屋じゃ無理なお話でしたね。
元より良くしてと言う注文ですから・・・
PP回路の一部にも変更が有ります、詳しい作業報告書が図面入りで添付されてます。
詳細はLG e lifeのノウハウですからね。
早速音出してみましょ!

どこから見ても30年前のモノバンド送信機見たいなんだけど・・・
昔憧れたデザインです、元々外観の状態は良い物で光っています。

マイナスのネジ止め式SPターミナルじゃ〜面倒なのでロシアの2Pソケットを使って
こんなアダプターを作っておきました。これ便利ですヨ バナナがしっくり良い感じで
装着出来ます、1セット980円です(宣伝)

1段増やした自作ラックが役に立つ時です。
スピーカーは、平面バッフルフィックスドエッジの2ウエイで高効率速度系のスピーカーです。
イヤだなぁ〜 古い奴なのに電源入れてからが静かです。
あのハムは何処に行ったのでしょう? 間違いなく通電してます。
ウオームトーン? 柔らかい音? 円やかな音?真空管サウンド?
全否定ですね、スピード感も十分何よりも明るく明確な音を歯切れ良く出す中に
心地よい安心感を感じます、PPの濁り感もなくお淑やかに前に出る音は間違いなく
PPアンプじゃないと出来ない仕事、あの無骨な顔からは想像出来ない繊細でいて
美味しいモノを感じる何かが加えられているような・・・これがトリオサウンドかぁ
これは大きなトリオのOPTの音なのかドイツのCの音、ロシアの6BQ5互換の音、
アメ球の音違うなぁ〜全部が絶妙なバランスでお互いを引き立ててる感じです。
偶数次高調波!(アマ無線ではスプリアスか逓倍)が出てるので心地よく感じるとか
ポロッと言ってた事を思い出しました。
世に存在するW46の中で一番音が良かったりして・・

そんなわけで
理屈抜きで遊んでいます,他力でも部屋が狭くても畳が腐っていても
楽しい音出ればそれで”オーライ”そんな感じです。
理論、理屈好きな方には不向きな球露屋ページです、見てしまい不快になった方には
お詫び致します。




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