Hickok Dynamic Mutual Conductance Tube Tester 知る人ぞ!Hickok製 Gm検査器です。
何台か保有してより多くの真空管の検査を行うため用意しました。
物欲好奇心から試験器を出品していますので
話の種と持っていないと批評も出来ませんので・・・
良質な調整済みを手に入れました、財布の中は大寒波です。

程度の良い物は・・・高価です。
調整、キャリブレートされた物でないと使い物になりません。
そんな中、プロが改造調整し数ヶ月経った物を手に入れることが出来ました。
ロータリースイッチが破損していたり、内部の抵抗が焼けていたり未調整を手に入れると
そんな物が多々有るようです。
操作間違えるとFUSEが簡単に飛んだりね。
でもGm値を出したりガス試験等高精度に測定することが出来ます。

でかいです!
重さは20キロを軽く超えます。



HICKOK君も併用して立派なマッチドペアー、クワッド提供しますね。
例外では有りません恒例の中見ちゃいましょ!

キャリブレーション調整されているとは言え・・きたねぇ〜
VRのフタがねぇ〜

水銀蒸気整流管と言うのかな?83と言う球らしいですがそれが怪しいそうです。
動作不安定はそこから来る物もあるそうで偽物球が結構装着されていることがあるとか?

その83同特性のダイオード互換球に交換されています。
オリジナルを追求して使い辛いんじゃ話になりません。
ロータリースイッチの接触不良や良くある割れなどもなく良い状態です。
絶対に接点復活剤やオイル系は
吹きかけたり付けたりしてはいけません。
場所によってはリークショートテストが
全くデタラメになり使えなくなってしまいます。
20メグ以上もある高抵抗中の測定などもあるからです。
部品単位にバラしてアルコールに漬けるのなら別です。

布巻き電線は動かさないように固く絞った雑巾で気休め程度に拭きました。
ケースの中には気休めですが海苔のカンに入っていた乾燥剤を何個も入れてあります。

左上に位置するテスター部です。

接点類は銀メッキなのかしっかりしています、ダメージ全くなし。

予備FUSE球昔の車のランプらしいです、球によってはGm試験中にうっすらと点灯します。
設定間違ったとき眩しいくらいに光りました、危なかった!

テスター部、コンデンサ、電圧、抵抗が測定できますが使いません飾りです。
デザインからして533ではなくテスターが付いた534が欲しかったのです。

調整され現役で数ヶ月使った物だから中は絶対に触るなって言われました。
見てるだけ〜

古い匂いまき散らしています、この匂いで・・・・飯喰える私は馬鹿です。


メーターまわり。

凄いHICKOKチャートは綺麗でスムースに回ります、私はロールチャートは使いません。
チャートを印刷した物をファイルに入れて使っています。

こんなに大きくて重いんです、腰が弱い私には大変で身体の調子の良いとき1日仕事で
部屋に広げます、比較のためにその他にも数台試験器出すからもう大変です。
弱点や気を付けないと危ないことなどわかってきました、ヘマしてわかったこともあります。
楽しく危ない汗出しています。

心配なお球さんある方は是非テスターを1台どうですか?
自己満足、気分が良ければそれでオーライ楽しく行きましょ!

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