質問されても意見されても全く分かりません適当に作業して音を楽しんでいるだけです
そこら辺分かって頂ける余裕な凄腕様だけ笑って見ていってください。
KRELL KSA-50
初期型クレルです。
ロゴエンブレムもエンドミル加工がぎごちないです。
ダゴスティーノが夫婦で作っていた頃のでしょうか?
ヨーロッパ仕様の240Vタイプで資料を集めて100Vに結線改造を行いました。

EIトランス使ったりトロイダルトランスも色々なメーカー製が有るんですね。
球露屋の物は多分Avel-Lindberg製のトランスです、フライパンをひっくり返したような形で
正面パネルに2個取り付けられている珍しい物です。

中にはオーバーホールというか点検でしょうか手書きのシールが2枚貼られています。
パワートランジスターもダゴスティーノがモトローラに特注したオリジナルが付いています。
型式は無く"KRELL A" "KRELL AA"とだけプリントされています。
石も当時のままです。
>
この石にこの雑な配線引き回し今のkrellには考えられません、これも音に関係しているでしょう。
通電中の写真ですがファンは止まって見えます、大きな抵抗で落として回転を押さえています。
だから騒音などはまったくありません。
石達は常時70℃に温調されてるんですって・
ギシギシの自作ラックに今は入れてるけど・・・大丈夫でしょ
>
回路は簡単に追いかけられます、クローンも海外では作られていますが。。。音はクローンされないようですね。
>
FUSEも5個付いています、アメリカ製のスローグローを付けています。
良く見る30ミリ長さの物ではなくインチサイズでしょうか、32ミリくらい有る物です。
スピーカー回路とDC回路各2個とメイン電源に1個安全だぁ〜
>
KRELLの名前が入った電解コン今も元気です。

それから半年・・・・コンデンサでも交換するかなぁ〜
と言う事でフタをあけて・・金メッキのネジを何本も外します。

RL左右に同じ基盤が立っています。

照準は金色のコンデンサ

後ろは六角ボルトかぁ〜

基盤を外して容量計ると。。。全然容量抜け無し!!

ロンドンの画廊で使われていた球露屋のkrellスイッチに付いたパイロットランプが外されていました。
緑の光が邪魔だったのか?壊れているのか??つないでみましょ・

ちょっと心配ながら接続

しっかり点灯、光が邪魔だったのですね。

締まりきった低高音から出てくる甘い音にうっとり。。
球露屋のクレルはお洒落なロンドンの画廊で使われていた物
画廊を広くするそうで球露屋が引き継ぎ使ってあげる事になりました。
使われ方も出所もわかっている、お洒落にハイソに使われていたKRELLは
とってもお洒落に年を取っています、そんな気分の良い想像をして聞く音楽は格別です。
プレーナー型スピーカーには桁違いの強力な制動力が必要です。
ショート状態まで変動するインピーダンスにもパワフルに対応出来ないと緩い中低音を聴く事になります
締まりきった、スピードを感じる歯切れの良い低音から染み出る円やかさが初期KRELLの特徴かも知れません。
音の評価はまた後日・・
何も測定器は有りません測定結果で音を決める気もありません。
理屈も理論も分かりません.そんな訳で毎回理屈抜きで遊んでいます
戻る