よくきていただけました、冗談好き、太っ腹、余裕な方だけ見ていってください。
SYLVANIA ELECTRIC TUBE TESTER 220
以前から探していたシルバニア製の相互コンダクタンスメーターです。
同じ色のエミッション計は前にも保有していたのですがこのタイプ220はGm試験器です。

2年間探しました、海外のアンティークショップから連絡が入り即ゲットしました。
シルバニア製そうです真空管のメーカーでご存じですよね!
とても珍しい物ですが・・・軸が折れてつまみがとれていました。
巻き線抵抗から出ているベーク棒が途中のストッパーが付く所から折れていました。
何でこれで動作品なの!? 構造的に溝を切ってるからしょうがないか・・・
久々に簡単な修理を試みました。
目が見えん!老眼だぁ〜球露屋年には勝てずめがねをかけたり外したり

ベーク棒に穴を開けて径の小さなベーク棒をさしてつなぎ溝を作ってストッパーを止めていたようです。
どこがミントコンディションで完全動作品だぁ〜

平らにして穴開けて・・ポキン気にしないM3のセットネジを入れてストッパーのワッシャを入れて接着
ベークと瞬間接着剤は相性が良いのでヒビが入っても問題なし
最悪6ミリのアクリル棒でも買ってきて作り直せば良いし気が楽です。

こんな間抜けな顔見て愕然としましたが・・

落ち着いてじっくり考えると簡単だった!
動きも軽く滑らかな動きに満足です。
軽く掃除して組み立てる事にしました。
その前にメーターのガラスに付けてあるシール剤が古くなり中に落ちたので
メーターを開けて掃除しました。

汎用のメーターじゃない所が良いですね。

中を掃除してあれ昔に掃除してる感じです。

全く問題なし少し枯れた焼けた感じが格好良いです。
現状維持です、下の大きな穴はパイロットランプがつきます。

手抜きがない作りです、当時でも高価なコンダクタンスメーターですからね。

禁断の中を披露致します、Gm試験器ですから中は複雑です。
シールドケースに入った12AU7が見えてます。
痛々しい巻き線抵抗も今は元気になりました。

メーターの下の突起2個がランプです、とても明るいんです。

大型のトランスが重たいです。
色々な球を試験してみましたが調子よく動作しました。

パネルを止めるネジも綺麗な物に交換

Gつまみのまわりの塗装がはげてるけど軍手でもしてこのつまみだけ頻度が高かったのかなぁ
塗装しても薄いプラ板で誤魔化しても・・そのままでも良いかぁ〜
この色、このデザイン元気な格好良い奴になりました。
理屈抜きで遊んでいます理屈好きな方はご遠慮ください。
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