球露屋
気になるアイテム
KAPAT-2H
パスポートトランシーバー
カラット。。ダイヤモンドじゃないね。

ナストロイカ トランシーバーってネーミングも怪しい!!
これって中波SSBトランシーバーです。


トランシーバらしい形だけど操作と周波数は奇妙です。
ロシア特有の合皮なのか皮繊維を混ぜてるのかつやつやで頑丈なケースです。

運用セット一式という感じこのセットで海外とも交信が可能かも知れません。
空のコンディション次第ですけどね。

頭を悩ますこと無かった。。よく見ると周波数が刻印されてるんです。
2.485メガヘルツ SSBです。
つなぎ竿のような長いホイップアンテナとダイポールアンテナが装備
メンテナンスノートも兼ねた取扱説明書も付いてます。

折りたたみ式の長いホイップアンテナと一度も使われていないような
ダイポールアンテナが付いています、アンテナ端子と筐体アース端子に
接続するようになっています。

電池ボックスも綺麗です、茶色い縞模様は樹脂の柄なんです、錆じゃないですよ
クレムリンがデザインされた小箱を持っていますが同じ模様が入っています。
本体側にはねじ穴に樹脂の刻印がしてり状態も良い感じ
ねっ、錆じゃないでしょ。
単一電池が丁度良いかなぁ〜

ワニグチクリップで安定化電源から13.8Vを供給してテストすることにします。

ニッカドを組み込んでも余裕のスペースです。

使ってない感じなんだけど・・・

ダイポールアンテナも巾着袋に入っています、予備FUSEまで装備かぁ
中波SSBトランシーバーだからアンテナに気を使っていますね。
小さな出力で遠距離通信を行うためでしょう。

レトロで格好良いなぁ〜
通電して動作させると受信も正常でVXOらしきツマミで周波数も微調整できるようです。
SSB復調には必要不可欠ですからね。
送信キャリブレートはツマミを真ん中にしてチューンするとLEDがレベルに合わせて点灯し出すんだけど。。
それでチューンしたらツマミを戻してSSB交信の始まりのはずが。。送信していないようです。
ねじ穴が刻印されててメンテナンスシートも入ってるし動作する物を保管していた倉庫からの
蔵出し品だから動くはず何だけど??振動か何かで中のケーブルでも外れたかな?
そんなに深刻じゃない感じです。気楽に行きましょ

何台か持ってたりしますのでこちらでテストすんなり動作しました。
多分出力は1Wかそれ以下かも知れません、中波でアンテナしっかりしてれば出力も不要でしょう
電池も長持ちするでしょうね、そんなところが機能的、現実的ですね。
これで交信できるはずですが周波数が中波帯の2.4メガ帯なのでダミーで落として漏れた信号で
通信をしてみようと思います、今後の楽しみです。

こちらのマイクは白、デザインも若干違いますね。

こちらのトランシーバーは外部電源用のアタッチメントが付属していました。

説明書が充実しているので回路が読める人なら怖い物無しで遊べそうですね。

球露屋は受信回路を見てダイオードブリッジがあることでSSBだと気が付きました。
これが限界、球露屋のスキルです(爆)

ナストロイカ パスポート2 だね。

粘土で封印されてたねじをまわして中の様子を。。。。みちゃいました。
完全に動作している物の中に送信が怪しい物があったのでのぞいちゃいました。

現代の装置のようにパズルのような開けると必ず割れる爪とかありません

回路図もあるし部品配置図も有るんでよ!
集積率も低いし数端数も低いのでスキルある人なら好きにできますね(球露屋は無理)
左側にある黒いヒートシンクが終段トランジスターです。
変調も電波も弱いながら出ているようでこのトランジスター交換すれば直るかなぁ??

中はねじ2本で止まっていただけなのにピカピカの新品みたいです。
大きな水晶のように見える金属キャンは、ハーメチックリレーなんです、PTT押すとカチカチしっかり動作。

1W以上は楽に出そうなトランジスタですね。

左上にサブミニ管のようなガラス管これなんだと思います、中をのぞくとこれってクリスタルです。
IFT、抵抗、コンデンサなどすべてが新鮮です、今でも元気なんてロシアの装置って凄くないですか!

この個体だけ送信が定格出力出ていないようです、でも直せるぞ!と思った貴殿いるんじゃないですか

ヤフーフォトに詳細写真を更にアップしてあります。
興味のある方は覗いてみてください。


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